3. 自動運転をはじめとする最先端テクノロジーの社会実装により便利で豊かな生活を実現します
現状認識・課題分析
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ドローン配送、空飛ぶクルマ、生成 AIなど新しい技術が市場に届くスピードは年々加速しています。しかし、許認可や安全基準は「省庁ごとに細かく分かれ、改正には年単位」という従来型プロセスにとどまり、産業と規制のギャップ・摩擦が生じています。特に日本の強みである自動車産業について、昨今、EV・自動運転にシフトしてきていますが、ことさら自動運転の実装状況については、他国に大きく後れを取っている状況にあります。
- また、近年、社会課題解決に資するビジネス、ソーシャルビジネスが注目を集めています。福祉、医療、地域交通など様々な課題への解となり得るものですが、特に導入段階では市場でのマネタイズが難しく、官からの支援が不可欠です。
政策概要
- 自動運転をはじめとする最先端テクノロジーの実証特区の実現
- 住民・事業者・行政・学術界が参加できるオンラインツールを整備し、実装に向けた課題感や走行ルート安全基準など具体的な内容まで踏み込んだ議論を行うことで、関係者の合意形成を図ります。
- また、特区制度自体の見直しも検討し、社会課題に対し複数のアプローチを同時に実行できる仕組みを検討します。
- 産官学・多機関連携アクセラレーターを設置し、技術実証から事業化までを一気通貫で支援する体制を整えます。
- 課題解決型ビジネスの支援
- 地域におけるデマンドタクシー、遠隔地における医療提供、単身者の見守りなど、社会課題解決に係るビジネスの実装を後押しします
- こうしたビジネスが市場で貨幣価値化しづらい社会価値を提供しているものであることを念頭に、安定的に価値に対する報酬が支払われる仕組みを設けます
- 社会課題解決に向けたビジネスを推進するため、技術進歩に合わせた法規制・保険制度の確立とデジタル基盤の確立を進めます。
議論されているトピック
ライドシェアを全国で全面解禁する
地域や時間帯の制限を設けず、ライドシェアを全国的に全面解禁する。既存の規制を撤廃し、デジタル基盤による運行管理を前提とした自由な新規参入を最優先で推進する。
交通従事者の職種転換支援を強化する
自動運転の普及に伴い、既存の鉄道・バス等の交通産業従事者が抱く雇用への不安を解消する。将来的な職種転換や適応を支援するための視点を政策に盛り込み、技術革新による労働環境の変化に対するセーフティネットを構築する。
次世代モビリティのインフラ3層構造を法制化する
リニア、空飛ぶクルマ、自動運転モビリティを組み合わせたインフラの3層構造を構築し、個人による車両所有の制限や自動運転以外の走行禁止を伴う抜本的な法整備を行う。これにより、都市の過密解消と地方の景観保存を両立させ、移動ストレスのない社会を目指す。
みんなからの提案(7件)
このセクションに対して寄せられた変更提案です。提案はチームみらいが検討し、採用されるとマニフェストに反映されます。
「自動運転の普及」に関する項目に、福祉・送迎ニーズを優先した段階的な目標と詳細な工程表の策定に関する記述を追加する。具体的には、社会的ニーズが高い分野を優先した普及スケジュール、2030年までの数値目標、および法整備・インフラ構築の工程表を明示する内容を盛り込む。
理由: 福祉サービス分野での送迎負担軽減という具体的なニーズに基づき、地域性のみならず分野横断的な必要性を考慮した実現性の高いロードマップを提示するため。
産業ポリシーの「現状認識・課題分析」セクションに、自動運転実装に伴う課題として以下の内容を追加する。 「自動運転の実装にあたっては、故障時の係員到着までのタイムラグや避難誘導の遅れが懸念されます。特に鉄道においては、避難後の残留確認の徹底や、制動距離の長さを踏まえた衝突防止のための安全要員確保など、自動化と人による安全担保の役割分担が大きな課題となっています。」
理由: 鉄道従事者としての実務的視点から、無人・自動運転時における車両故障や避難誘導時のタイムラグ、特有の制動距離による衝突リスク、避難後の残留確認といった安全上の課題を明確にするため。
「産業」の第3章「自動運転をはじめとする最先端テクノロジーの社会実装」の現状認識・課題分析の項目に、『自動運転技術の進展が、鉄道・バス等の既存の交通産業従事者の雇用に及ぼす影響を直視し、将来的な職種転換や適応に対する不安を解消するための視点が不可欠である』という旨の記述を追加する。
理由: 自動運転の普及が進む一方で、既存の交通産業従事者が抱く雇用の変化への不安や、職種転換支援の必要性が現在のマニフェストでは十分に考慮されていないため。