チームみらいビジョン

 チームみらいは「今」の生活をしっかりと支援しつつ、「未来」に向けた成長投資でこどもたちの世代が安心して暮らせる社会をつくり、「テクノロジー」で行政・政治を大胆に改革していきます。  このように、未来・今・テクノロジーに主眼をおいた政策を前に進めることで、ここから先の未来は明るい、と希望を持てる日本にしたいと考えています。

今、日本は未来を左右する分かれ道に立っています。

 日本は先進国の中で唯一、この20年にわたって平均年収が増えておらず、実質GDPもほとんど成長していません。子どもの数はどんどん少なくなり、2025年の出生数は66.5万人と過去最少を更新しました。高齢化も進んでおり、労働力の中核となる生産年齢人口の割合はどんどん減っていきます。社会保障費は今後も増加を続け、現役世代の負担はすでに極めて重い水準にあります。さらに、将来世代には一層大きな負担がのしかかることが予想されており、今のままでは持続可能とは言えません。また産業を見ても、世界では特にインターネット関連で新しい産業が生まれましたが、日本から世界的なインターネット企業は生まれず、デジタル赤字は増え続けています。

   しかし、まだチャンスは残っていると私たちは考えます。日本の教育水準は高く、治安も良く、投資余力もあります。これらの力を良い方向にうまく使うことができれば、状況を変えられると思います。

つまり、今が日本の未来を左右する分かれ道なのです。

今の政治は未来を作ろうとしているでしょうか?

 「政治とカネ」問題に代表されるように、政治への信頼は大きく揺らいでいます。また、政治の課題として取り上げられているのは『どう再分配するか』の話ばかりで『どう成長するか』の議論は不足しています。現在の税制、基礎控除、医療費、年金問題などの議論はどれも成長を生み出す話ではありません。もちろん、再分配は非常に重要な話ですが、長期の成長戦略が描けていないことは大問題です。成長がなければ再分配の原資は得られません。未来に希望が持てなければ、子どもを産み育てたいという人も増えません。

 その場しのぎの応急処置だけでは、進行する物価高の根本的な解決策にはなりません。本当の意味で私たちの暮らしを豊かにし、国として持続的な成長をできる構造を作るためには、成長のための挑戦をしなければなりません。

日本が成長するにはテクノロジーと向き合い、今の生活をしっかり支え、未来に大胆に投資することが必要

 日本は戦後、高度成長を支えたテクノロジーとイノベーションによって発展してきました。資源や人口に恵まれない日本が今後も成長するには、教育・科学技術・インフラへの投資を通じてテクノロジーを活用することが不可欠です。 テクノロジーは個人の選択肢を広げ、地球規模の課題解決にも貢献してきた味方であり、AIの急速な進化は社会に大きな変化をもたらします。 特にAIは「作る」競争では遅れているものの、「使いこなす」段階では日本にまだ大きなチャンスがあり、過去の成功例に学び挑戦すべきです。  

今回チームみらいのマニフェストは、3つの柱で構成されています。

①「未来」に向けた成長投資:日本全体の成長を目指す政策です。何よりもまず、未来を担う世代と産業への大胆な投資を行います。(子育て・教育・科学技術・産業・エネルギー)

子育て・教育: 未来を担う「人」に大胆に投資します。「子育て減税」などの抜本的経済支援とプッシュ型支援を組み合わせ、日本を世界一の子育て先進国にします。AIを活用したオーダーメイドの学びを全ての子どもに届け、子どもたちの可能性を解き放ちます。

科学技術・産業・エネルギー: AI、ロボティクス、自動運転などを始めとした技術を社会実装し新産業を創出します。大学運営費交付金のさらなる拡充など、基礎研究への投資も大切にします。AI時代の成長を支える安定的かつ大量の電力を確保し、技術革新を賃上げと国民の豊かさに直結させます。

②「今」の生活をしっかり支援:チームみらいは、みなさんの今の暮らしをしっかり守ります。物価が上がるなか、働く人の負担を軽くして、毎日の生活を直接支えます。(経済財政・医療・福祉)

経済財政: 複雑化した税・社会保障制度をシンプルでなめらかな仕組みに改革し、現役世代の過度な負担を軽減します。

医療: 高額医療費制度を守りつつ、テクノロジーで必要な人に必要な医療を届ける持続可能な国民皆保険を実現します。

福祉: テクノロジーによって支援を「探す」から「届く」へ転換し、誰もが必要な支援にスムーズにつながることができる社会を創ります。

③「テクノロジー」で行政・政治改革:テクノロジーで、政治と行政を改革します。チームみらいは、政治と行政の仕組みを、デジタルの力で新しくします。(くらしと行政・デジタル民主主義)

くらしと行政: 政党自らが国会・行政のDXを推進し、誰もが負担なく公共サービスにアクセスできる行政を実現します。

デジタル民主主義: AIとデジタル技術を用いて多様な国民の声を可視化・集約し、政治家が責任を持って意思決定を行う、新しい民主主義の形を実装します 。

チームみらいは「今」の生活をしっかりと支援しつつ、「未来」に向けた成長投資でこどもたちの世代が安心して暮らせる社会をつくり、「テクノロジー」で行政・政治を大胆に改革していきます。

このように、未来・今・テクノロジーに主眼をおいた政策を前に進めることで、ここから先の未来は明るい、と希望を持てる日本にしたいと考えています。

(ご参考)党議拘束についての考え方

 チームみらいはフルパッケージ政党でもシングルイシュー政党でもなく、その中間の争点特化型政党を志向しています。それゆえ、この政策集で掲げた各論点の政策やビジョンについては、実現のために党を挙げて取り組み、党議拘束もかけてまいります。また、予算案や首相指名、内閣不信任案および緊急度・重要度の高い法案についても、党が掲げるビジョンや政策の実現のために一致して行動します。その一方で、政策集でビジョンや政策をお示ししていない論点の法案については、党として原則的に賛否を拘束しない立場をとり、各議員の自由投票を認めます。

 チームみらいが上記のようなスタンスを取る理由は、「選挙公約の実現に責任を持つため」です。すべての政策に党議拘束をかけるのではなく、公約としてお約束したビジョンや政策の実現のために結束することで、国民の皆さまからのご期待に責任を持って応えます。公約外の論点については幅広い議論を受け入れ、政策ごとに勉強会や討論を経て、最終的には議員の主体性に任せることで、党の透明性や民主性を高めます。