2. 現役世代の社会保険料負担を軽減し、フェアな税・社会保障制度を目指します

  • 現状認識
    • 税制・社会保障制度に対する信認の前提として、負担・受益のバランスに加えて、負担者視点での「公平感」は無視できない要素です。
    • この点、我が国の国民負担においては、主に現役世代・給与所得者に帰着する社会保険料負担率が一貫して上昇してきました。現在では給与に対して約30%(労使合計: 健康保険料・厚生年金保険料・介護保険料)にまで達しています。 社会保障給付費の増大に伴い、さらなる料率の引上げが懸念されています。
    • このような負担の増大は、現役世代からの政府に対する信認が損なわれる大きなリスクであると考え、真っ先に手当すべき課題であると考えます。
  • 方向性
    • 現役世代の社会保険料負担が過度に増大しないよう、わかりやすく・広く合意できる政策目標を設定します。例えば、「社会保険料総額の伸びを国民所得の伸び以下に抑える」「標準的な子育て世代における国民負担率を◯◯%以下に抑える」といった指標が考えられます。
    • その上で、社会保障制度を支える歳入に関して、以下の方向性で抜本的な改革(歳入手法のリバランス)を行います。
      • (1) 現役世代の過度な負担を回避し、国民全体で支えられる方法を検討します。
      • (2) 加えて、入国税や非居住外国人に対する固定資産税の引上げ、等、外国人旅行者の消費税免税制度の見直し等、日本の生活者に影響の小さい歳入源の拡充も検討します。
    • 支出面では、影響が大きい方への配慮を行いながら、医療費の自己負担割合を一律3割とすることを目指します。 加えて、「医療」パートに示す制度改革、「行政改革」パートに示す行政効率化に取り組みます。
    • 同時に、「産業」「科学技術」パートに示す施策による経済成長の果実が賃上げに向かうことにより、社会保障費の伸びを上回る賃上げを目指します。

議論されているトピック

エッセンシャルワーカーの社会保険料を軽減する

エッセンシャルワーカーの社会的価値と報酬の乖離を是正するため、彼らの社会保険料負担が重い現状を認識し、可処分所得の直接改善に向けた対策を講じる。

世代別の生涯受益負担を公表する

出生年(コーホート)ごとに負担と給付を管理する制度や、世代別の生涯受益・負担を算出して公表する仕組みを導入する。世代間格差を数値で可視化し、公平な議論の土台を作る。

世代間格差是正の新投票制を検討する

若年層や将来世代の意見を政治に反映させるため、余命に応じて票の重みを変える「余命投票制」や、0歳児から選挙権を付与し親が代理投票する「ドメイン投票方式」の導入を検討する。

みんなからの提案(59件)

このセクションに対して寄せられた変更提案です。提案はチームみらいが検討し、採用されるとマニフェストに反映されます。

内容の追加2026年1月28日

マニフェストの「2. 現役世代の社会保険料負担を軽減し、フェアな税・社会保障制度を目指します」に、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用収益を、現役世代の保険料負担を直接的に抑制するための財源として活用する仕組みを追加する。

理由: GPIFの運用成績が良好である現状を踏まえ、運用益を直接的に現役世代の社会保険料負担の軽減に充てることで、現役世代の経済的負担を緩和するため。

内容の追加2026年1月28日

「2. 現役世代の社会保険料負担を軽減し、フェアな税・社会保障制度を目指します」の項目において、自己負担割合を一律3割とすることを目指す記述を補完する形で、「自己負担3割に達しない対象者に対して受診回数の制限や、制限を超えた際の追加負担を求める仕組み」を追加する。

理由: 高齢者の過度な受診を抑制し、現役世代の社会保険料負担を軽減するため。

内容の追加2026年1月28日

「医療費の自己負担割合を一律3割とすることを目指す」という記述に対し、「あわせて、3割負担に達していない高齢層については、NISA等の非課税措置を廃止する」という趣旨の内容を支出面の補足として追加する。

理由: 投資余力があるにもかかわらず医療費の自己負担が低い現状を是正し、資産状況に応じた負担の公平性を確保するため。