2.子育て世帯の住まいの安心を提供します

現状認識・課題分析

  • 安定した住まいの確保は、新婚世帯や子育て世帯が安心して生活を営むための基盤ですが、都市部を中心に住宅価格や家賃が高止まりしていて、大きな経済的負担となっています。
  • 特に子育て期においては、より広い住空間や良好な住環境が求められるため、この問題の解決は喫緊の課題です。昨今理想とする子どもの数が2人と回答する世帯の数が大多数ですが、その理由の一つには都市部における住居費の高騰の問題があげられます。
  • 韓国やシンガポールなど諸外国で公営住宅は子育て支援の鍵となっています。一方で日本では団地の老朽化問題が進行しています。国交省が「住宅団地再生の手引き」を公表するなど動きは見られる中、この機会に既存の団地を子育て支援に活用するために国が音頭を取って進めるべきと考えます。

政策概要

  • 子育て世帯公営住宅の拡大支援
    • 既存の公営住宅のリノベーションや新設、民間住宅の借り上げ等により、公営住宅の供給を計画的に拡大します。子育て世帯向けの間取りや、周辺に保育所・学童等の子育てに活きる施設を配備するなど、子育てしやすい環境を建物周辺含め整備するよう国がガイドラインを提示し、一定の条件を満たしたものには追加での補助金を提供するなどして自治体による推進を促します。
    • 東京などの都市部で公営住宅の供給が足りない問題に対しては、先述した新設・民間住宅借り上げ等に加え、都道府県をまたいだ公営住宅の情報ポータルを国が整備し、他地域への移住を前提とした越境応募の促進を行います。
  • 子育て世帯の優先入居を促す仕組みの整備
    • 新婚世帯および子育て世帯が優先的に入居できるような仕組みを整備します。所得制限の上限値を子どもの数と連動して変更したり、当選確率が最適化されるような抽選システムをオープンソースで開発し、各自治体に無償で提供します。また子育て世帯の実績入居数に応じて自治体への補助割合を変えるなどのインセンティブ設計を行います。
    • 賃貸家賃や住宅ローンの金利について、子育て世帯を優遇します。3人目が生まれた段階で更なる引き下げを行うなど、多子世帯がより安心して暮らしを営めるような制度設計をするよう国としてガイドラインを示し、家賃徴収等の事務工数が上がらないよう管理システムを提供します。
    • 生活困窮者等、ほかにも公営住宅を必要とする方々にも適切なサポートがいきわたるよう、対象とする住宅を適切に絞り込むなどの配慮を行います。

議論されているトピック

住居費優遇の不公平性を是正する

子育て世帯向けの家賃・ローン金利優遇策について、財源の不明確さや、子どものいない世帯との不公平感、資産状況が考慮されない点などの懸念を理由に、制度設計を見直すか撤回する。

子育て世帯の優先入居の所得制限を撤廃する

子育て世帯向けの優先入居制度において、所得制限を撤廃し、全ての新婚・子育て世帯が利用できるようにします。共働き世帯が所得制限によって支援から漏れることを防ぎ、世帯年収に関わらず住居確保を支援することで、少子化対策の実効性を高めることを目的としています。所得による分断をなくし、公平な支援体制を構築します。

屋内公園の整備と学校体育館の空調化を推進する

全天候型の屋内公園を新設するとともに、公立学校の体育館に断熱・空調設備を導入する。気候変動による外遊びの制限に対応し、日常的な遊び場と災害時の避難所としての機能を両立させる。

みんなからの提案(3件)

このセクションに対して寄せられた変更提案です。提案はチームみらいが検討し、採用されるとマニフェストに反映されます。

内容の追加2026年1月27日

「2.子育て世帯の住まいの安心を提供します」に、「次世代型屋内公園・避難所の整備推進」という項目を追加する。具体的には、全天候型の屋内公園施設の新規建設に加え、公立学校の体育館の断熱・空調設備を改修し、日常的な遊び場と災害時の避難所としての機能を両立させる。

理由: 気候変動により外遊びが制限される中、子どもの成長を支える場所の確保と避難所機能の強化を同時に実現するため。

方針への異議2026年1月27日

子育て政策の「2. 子育て世帯の住まいの安心を提供します」内、政策概要に含まれる『賃貸家賃や住宅ローンの金利について、子育て世帯を優遇します。3人目が生まれた段階で更なる引き下げを行うなど、多子世帯がより安心して暮らしを営めるような制度設計をするよう国としてガイドラインを示し、家賃徴収等の事務工数が上がらないよう管理システムを提供します。』という記述を削除する。

理由: 本提案は、当該施策の不公平性、具体性の欠如、および思想的背景への強い疑義に基づいている。具体的には、①財源や手法(補助金か強制か)が不明確である、②住宅の種類や親の資産・年収が考慮されず不平等である、③子どもの定義や状況変化(成人・死亡)への対応が未定義で制度として不備がある、④子どもを諦めた世代が報われず強い憤りを感じさせる、⑤極めて社会主義的な発想であり受け入れられない、といった理由による。

方針への異議2026年1月26日

子育て世帯の優先入居を促す仕組みにおいて、所得制限を撤廃し、全ての新婚世帯および子育て世帯が制度を利用できる仕組みを整備する。

理由: 共働き世帯が制限によって排除されることを防ぎ、所得の有無に関わらずあらゆる子育て世帯を支援の対象とするため。