12. ひとり親への養育費不払い問題に対応します
現状認識・課題分析
- 日本の養育費受給状況は極めて深刻で、厚生労働省の調査によると、母子家庭で養育費を受け取っているのは約28%、父子家庭では約9%にとどまっています。背景として、養育費の取り決め率の低さや、強制執行の手続きの煩雑さが挙げられます。
- その結果、ひとり親家庭の貧困率は約45%に達し、子どもの教育格差や生活困窮の要因となっています。
政策概要
- 養育費取り決め率を向上させるため、公正証書や調停調書等による明文化を行政が費用面・手続き面でサポートする仕組みを導入を検討します。
- 養育費未払いに対する罰則規定の導入の検討を進めます。
- 強制執行の手続きの簡素化と費用軽減に向けた対策を行います。養育費回収に特化した弁護士費用の補助を検討します。
- 養育費が支払われなかった場合の対策として、支払い義務者の給与から天引きできる制度や、一時的に一定金額の公的な立て替え制度を導入します。また、デジタルを活用した効率的な給与天引きや差し押さえ方法・手続きの検討を進めます。
議論されているトピック
婚姻時にひとり親化への備えを促す
離婚や死別によるひとり親化に備え、婚姻届や出生届の提出時に、将来の共同養育体制や行政支援の活用について確認・準備を促す仕組みを導入する。事後的な対応ではなく、早い段階から予防的に備える習慣を確立することで、いかなる状況下でも子どもの養育環境を保護する。
みんなからの提案(1件)
このセクションに対して寄せられた変更提案です。提案はチームみらいが検討し、採用されるとマニフェストに反映されます。
内容の追加2026年1月27日
子育て政策の「政策概要」にある養育費取り決めサポートの項目へ、離婚や死別などの事由を問わず、万が一ひとり親となった際の経済的・精神的な共同養育体制や親族・行政による支援の活用について、婚姻届や出生届の提出時に確認・準備を促す仕組みの導入を追加する。
理由: 新婚や出産時という喜ばしい場面での心理的抵抗に配慮しつつ、離婚だけでなく死別も含めたあらゆる状況下で子どもの養育環境が守られるよう、早い段階から予防的に備えを行う習慣を確立するため。