7. デジタル・AI活用により、障害年金・生活保護等の認定プロセスの効率化を実現、透明性と公平性を確保します

現状認識・課題分析

  • 障害年金の認定状況の調査によると、新規の不支給率が増加しています。特に精神障害は客観的指標による評価が難しく、障害等級の目安より下位等級に認定され不支給となってしまうケースがあります。
  • また、その認定に必要な書類や手続きの煩雑さから、職員の業務負荷が膨大になっています。特に生活保護業務は多様化・複雑化し、ケースワーカーの業務負担が大きく、人材確保や専門性の維持が課題となっています。

政策概要

  • AI活用により、障害年金支給判定プロセスにおける透明性と公平性を確保します
    • 障害年金の支給判定プロセスをデジタル・AIで効率化し、透明性と公平性のある判定を行える仕組みを構築します。
    • 審査の標準化を推進するほか、 AIによる認定結果や不支給事案の分析を継続的に行い、制度運用の課題や改善ポイントを可視化します。「初診日」要件の見直しや、実態に即した判定基準の改定についても検討を行います。
  • 生活保護費の算定やデータ入力作業をデジタルで効率化し、職員やケースワーカーの業務負担を削減します
    • 資産調査を電子化し、AIを導入して行うことで、職員の業務負担の削減と、迅速な支給認定手続きを実現します。
    • ケースワーカーの生活保護業務に関しても紙媒体ではなく電子化を進め、事務の効率化、データを活用しより適切な支援を提案できる仕組みを構築します。

議論されているトピック

介護認定にAIと生活データを活用する

介護認定のプロセスにおいて、対面調査時の取り繕いによる過小評価や、認定までの待機時間の長期化が課題となっている。これらを解決するため、認定プロセスの効率化対象に介護認定を明示し、AIや生活データを活用することで、より正確かつ迅速に判定を行うシステムを構築し、家族の負担軽減や入院期間の短縮を目指す。

生活保護の扶養照会を申請者の意向で停止する

生活保護等の申請時に行われる親族への扶養照会について、申請者の意向を尊重し、関係悪化の恐れがある場合には照会を停止できる運用を徹底します。心理的・社会的な障壁を取り除くことで、制度を必要とする人が躊躇なく申請できる環境を整備し、権利としての福祉を確立します。

障害者手帳等の申請プロセスを可視化する

障害者手帳や補装具の申請・審議プロセスを可視化し、当事者が意見や異議申し立てを行える仕組みを構築します。現行のプロセスがブラックボックス化している課題を解消し、当事者の納得感と公平性を確保することを目的としています。既存の認定プロセス効率化の議論をさらに深化させる提案です。

みんなからの提案(3件)

このセクションに対して寄せられた変更提案です。提案はチームみらいが検討し、採用されるとマニフェストに反映されます。

内容の追加2026年1月28日

「7.デジタル・AI活用により、障害年金・生活保護等の認定プロセスの効率化を実現、透明性と公平性を確保します」に、障害者手帳や補装具(車椅子)の申請・審議プロセスの可視化を追加し、当事者からの意見や訂正、異議申し立てを受け付ける仕組みを構築する。

理由: 現行の障害者手帳や補装具の申請プロセスがブラックボックス化されており、当事者の意見が反映されない不透明な審議状況を改善し、公平性と納得感を確保するため。

内容の追加2026年1月27日

「7. デジタル・AI活用により、障害年金・生活保護等の認定プロセスの効率化を実現」という項目に、以下の3点を追加・補足する。1. 手続きのオンライン化を徹底し、封筒・切手代等の申請者の実費負担を解消する。2. 親族への扶養照会について、申請者の意向を尊重し、関係悪化の恐れがある場合は照会を停止できる等、運用の適正化を図る。3. AI導入で生み出されたリソースを「権利としての福祉」の啓発や給付水準の維持に充て、制度への負のイメージを払拭する。

理由: オンライン化による申請者の実費負担軽減、扶養照会による心理的・社会的障壁の解消、そしてAI活用後のリソース再配分を通じた福祉のパラダイムシフトを実現するため。

内容の追加2026年1月26日

「7. 認定プロセスの効率化」の対象に『介護認定』を明示的に追加する。具体的には、項目名を『障害年金・生活保護・介護認定等のプロセス』へ変更し、現状認識に『対面調査時の取り繕いによる過小評価』や『認定・再調査までの待機時間による家族負担・入院期間の遷延』を追記する。さらに、政策概要に『AIと生活データを活用した、正確かつ迅速な介護認定システムの構築』を盛り込む。

理由: 介護認定プロセスにおいて、これまで申請から認定まで膨大な時間と手間が掛かっていた。また認知症やパーキンソン病患者が対面調査時に一時的に社会性を取り繕うことで実態より軽く判定される課題や、認定・再調査に時間がかかることで家族負担が増大し、入院期間が遷延している現状を、AI活用による精度向上と迅速化で解決するため。